【ダメージマトリクス】

ダメージマトリクスは、査定の標準化に向けて考案されたものです。

 敷金査定をする際に、損耗の程度をダメージレベルとして、A、B、C、Dの4ランクに分類しました。

ダメージレベルA(借主に費用負担がはっせいしない)

汚損・破損がほとんどないか非常に軽微な状態。通常使用・通常損耗の範囲内。普通に生活した状況。ハウスクリーニングをすれば再商品化が可能。

ダメージレベルB(借主負担が発生するかしないか微妙な分岐点)

通常損耗を超えるか超えないか、微妙なダメージ。いわゆるグレーゾーンに属する損耗。

 ここでトラブっているものが多いと思われます。

 借主に負担を負わせる場合は、ガイドラインの基準による負担よりも軽減します。

 例えば、減価グラフの割合よりも少ない金額を借主に負担してもらいます。

 また、汚損・破損における修繕では、借主の費用負担の合計は敷金の範囲内が相当と思われます。
 ここを上手に料理すれば、相当トラブルは減りそうです。

 ダメージレベルBに該当すると思われる事例

・クラスのカビ、タバコのヤニ、手垢
・クッションフロア、カーペットの凹み、着色
・フローリングの細かい引っ掻きキズ

不動産賃貸管理のRIEGLE

RIEGLEは、収益物件の管理業務、資産運用に特化したプロパティマネジメントを主な業務としております。まだ前橋市では馴染みのないものですが、空室率の高い地方都市にこそ必要とされる管理手法です。今までの不動産業界の慣例とは異なる手法で、収益不動産の利益最大化を図ることができます。

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