最多出火原因はたばこ…
出火原因
平成29年中の出火件数3万9,373件のうち、失火による火災は全体の70.5%であり、その多くは火気の取扱いの不注意や不始末から発生している。
出火原因別にみると、たばこが3,712件と最も多く、次いで放火が3,528件、こんろが3,032件となっている。
(1)「たばこ」による火災の62.5%は不適当な場所への放置によるもの
たばこによる火災は、3,712件で全火災の9.4%を占めている。主な経過別出火状況をみると、不適当な場所への放置によるものが62.5%と半数以上を占めている。
次に、放火及び放火の疑いによる火災を発火源別にみると、ライターによるものが全体の29.0%と最も多くなっている。
また、放火及び放火の疑いによる火災1件当たりの損害額を時間帯別にみると、0時~2時の時間帯で損害額が多くなっている。
(3)「こんろ」による火災の49.6%は消し忘れによるもの
こんろによる火災は、3,032件で全火災の7.7%を占めている。
こんろの種類別では、ガスこんろによる火災が86.0%と最も多く、大半を占めている。
主な経過別出火件数をみると、49.6%が消し忘れによるものとなっている。
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