【最低限チェックすべきポイント】

 購入する物件が決まったら、買主であるあなたと売主との間で、「不動産売買契約書」を交わします。

 また、物件の説明として「重要事項説明書」があります。

 不動産を取得するうえで最低限確認しなければいけないことをいくつかポイントとして挙げます。

土地・建物の比率

 収益用不動産を取得するには、総額でいくらというものと、その内訳(土地代と建物代)が重要になります。

 建物金額は毎年毎年の減価償却の対象となる数字です。

 売主が課税業者の場合、売主・買主間での利益が相反するので、交渉となりますが買主にとってはできるだけこの建物金額を高くすることが重要です。

瑕疵担保責任

 購入前の段階で買主が気付かなかった重大欠陥が物件に見つかった場合、適用されるものです。

 瑕疵には、給排水管の故障などの建物の本質的な欠陥といった物理的なものだけではなく、自殺・他殺などの事件や、近くに暴力団事務所があるといった心理的なものも含まれます。

 売主が不動産会社の場合は、この責任が2年間付きますが、不動産会社でない場合は、売主との交渉となりますが、原則は付かないものと考えた方がよいでしょう。

境界

 不動産のトラブルで多いのが境界の問題です。

 引き渡し時に境界杭がきちんと入っていることを確認しましょう。

 理想は隣地の立ち合い承諾をとれることですが、これは必ずしも条件にしなくてもいいでしょう。

融資特約

 契約後、万が一、希望条件にて金融機関から融資を受けられなかった場合には、契約を解除し、手付金が戻るというのがこの条項です。

その他

 地震(液状化など)、浸水履歴、土壌汚染など、物件の根幹にかかわる事項について、細部にわたり調査しているかは重要となります。

不動産賃貸管理のRIEGLE

RIEGLEは、収益物件の管理業務、資産運用に特化したプロパティマネジメントを主な業務としております。まだ前橋市では馴染みのないものですが、空室率の高い地方都市にこそ必要とされる管理手法です。今までの不動産業界の慣例とは異なる手法で、収益不動産の利益最大化を図ることができます。

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