【上手な写真の撮り方②】

 前回の続きです。

⑥真っ白な壁をファインダーの中央にもってきて写すとピントが合いません。そういうときには、壁の汚れた箇所やキズがある部分の近くに付箋を貼って、そこにファインダーの中心を持ってくると、ピントがぴたりと合います。付箋には通し番号を書いておきます。

⑦露出の調節ができる場合は、2分の1絞りくらい暗くして撮りましょう。こうすると微妙な汚れもよく写ります。

⑧カメラを構えたときには脇をしめて腕を固定します。そうするとカメラがぐらつきません。シャッターは地面に霜が降りるようなイメージで徐々に押し下げるのです。そうすると手ぶれは防げます。レンズは常に広角です。

⑨次に、何の写真を撮っているのかわかるように、ナンバーをふったカードや付箋を汚損・破損のある壁などと一緒に写しこみます。そして間取り図にその写真番号と「①キッチン・流し台のわきの壁が破れている」と記入します。その時にチェックリストには、「①キッチン流し横、壁破れ」と書いておきます。写真は、「壁全体を写したもの」「中くらいの位置から撮ったもの」「クローズアップ」というように、1つの損耗について、最低3カットは撮るようにしましょう。

 なお、写真撮影日時、撮影者も記録しておくことを忘れずに。

 後で敷金精算を借主に渡すときに、これらの写真と一緒に報告をすると、借主は「これならば敷金から修理費用を引かれてもしょうがない」と理解しやすくなります。

不動産賃貸管理のRIEGLE

RIEGLEは、収益物件の管理業務、資産運用に特化したプロパティマネジメントを主な業務としております。まだ前橋市では馴染みのないものですが、空室率の高い地方都市にこそ必要とされる管理手法です。今までの不動産業界の慣例とは異なる手法で、収益不動産の利益最大化を図ることができます。

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