【原状回復費用を安くあげる 内装方法】

 床はフローリング、壁、天井はペンキ塗装、襖は板襖に


 建物を建てるときに内装材を工夫すると、将来入居者が入れ替わるときに修理費用を安くできるようになります。

 貸主は収支がよくなり、借主も原状回復費用負担を減らすことができます。

 まず床ですが、畳やカーペットは一度人が使うと商品価値が著しく減少してしまいます。

 つまり、他人が一度使用した畳は次の入居者が嫌がるので、人の入れ替えのたびに毎回張り替えないといけません。

 今はフローリングが人気もありますし、入居者の入れ替え時にはワックスがけや塗装で再商品化ができるので、賃貸住宅はなるべく床をフローリングにするとよいと思います。

 畳は将来、高級嗜好品になるかもしれません。

 クッションフロアは再商品化には張替えが必要です。

 なるべく部分張替えができる素材にします。

 壁や天井は、今はクロスが主流です。

 一時期壁や天井をペンキ仕上げにすると安いと言われたときがありましたが、最近クロス張替え費用が値下がりし、塗装のメリットがあまりなくなってきています。

 しかし、塗装費用も今後値下げになれば、塗装仕上げのメリットが増大してきます。

 ゴミを出さない、地球に優しいという意味でも、塗装仕上げを選択する価値があると思います。

 ふすまは、紙を張ったものよりは板襖にすると丈夫ですし、入居者の入れ替え時にクリーニングか塗装で再商品化が可能です。

 畳・襖のある和室は、だんだん賃貸住宅から減少しつつあります。

不動産賃貸管理のRIEGLE

RIEGLEは、収益物件の管理業務、資産運用に特化したプロパティマネジメントを主な業務としております。まだ前橋市では馴染みのないものですが、空室率の高い地方都市にこそ必要とされる管理手法です。今までの不動産業界の慣例とは異なる手法で、収益不動産の利益最大化を図ることができます。

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