【原状回復費用を安くあげる 修理方法】

 内装の材料をメンテナンスしやすいように床をフローリング、壁・天井は塗装仕上げ、襖は板襖がよいことは前回述べました。

 安く仕上げる修理方法として、まず床について、カーペットはシャンプー洗いや部分張替えの手法があります。

 なお、50㎝四方くらいのタイルカーペットを敷き詰めた部屋で、ダメになった枚数だけを張り替えた例があります。

 この素材ですと、痛めた枚数だけの張替えが容易にできます。

 フローリングは、ワックスがけや塗装といった修理方法が安くきれいにできます。

 このフローリングへのニス塗り塗装仕上げは、予想以上にきれいになります。

 クッションフロアは洗浄か部分張替え、家具を置いた跡のへこみはドライヤーで温めると、あまり目立たなくなります。

 壁や天井のクロスはなるべく洗える素材のものを用い、洗浄で安くきれいにします。

 場合によってはクロスの上に塗装をしてしまう方法もあります。

 ただし、下地のクロスが劣化してめくれ上がってしまうと、クラスへの塗装は難しくなります。

 なお、特約でくぎやネジを壁に使用することを禁止することを忘れないようにしましょう。

 職人の腕が良いと、壁クロスやクッションフロアの部分張替えをとても上手にやりますが、大抵の工事業者は技術の問題もあり、手間がかかって費用が安いので、なかなかやってくれません。

 部屋全体ではなく、面単位での補修を業者に依頼できるように、あらかじめよく打ち合わせをしておきましょう。

不動産賃貸管理のRIEGLE

RIEGLEは、収益物件の管理業務、資産運用に特化したプロパティマネジメントを主な業務としております。まだ前橋市では馴染みのないものですが、空室率の高い地方都市にこそ必要とされる管理手法です。今までの不動産業界の慣例とは異なる手法で、収益不動産の利益最大化を図ることができます。

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