【現地確認チェックリスト】

 現地で室内を確認する場合、どこをどう見たらよいのでしょうか。

 あるサイトで、不動産業者が退去立会いのときに、ほふく前進を始めたと非難する表現を見たことがあります。

 とてもやりきれない表現ですが、万が一、キズを見落としたりすると、後で貸主から損害賠償を求められるという事態にもなりかねません。

 あまり室内をしつこく見るのも借主の印象を悪くします。

 室内の確認はさりげなく、かつ見落としのないように限られた時間の中でやらなければいけません。

 ただ漠然と室内を見たのでは見落としも出てきます。

 そこで現地確認チェックリストに一度目を通して、「どこをどう見るのか」ということについて頭の中を整理しておくことをお勧めします。

 例えば、玄関では何を見るのか、廊下では、キッチンではどうか、というように部位ごとに、何を見たらよいのかをリストにします。

 ただし、これを現地で一つ一つ記入をしたのではものすごく時間がかかってしまいます。

 あらかじめこの項目を頭に入れておいて、現地をチェックして、異常がある場合だけ用紙に記入をします。

 例えば、居室の壁を見るときは、キズ、破れ、汚れの有無を見ます。

 ヤニ汚れがあるかも見ます。

 この時点ではにおいも重要です。

 キッチンでは、棚や流し台の扉や引き出しも開け閉めをします。

 あらかじめ確認事項を頭に入れておき、現地ではできるだけさっと済ませると、とてもスマートです。

不動産賃貸管理のRIEGLE

RIEGLEは、収益物件の管理業務、資産運用に特化したプロパティマネジメントを主な業務としております。まだ前橋市では馴染みのないものですが、空室率の高い地方都市にこそ必要とされる管理手法です。今までの不動産業界の慣例とは異なる手法で、収益不動産の利益最大化を図ることができます。

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