【不動産の価値を見る指標】

利回りとは何か?
 投資用物件を探すにあたり、その利回りの良さを物件選定の目安とされている方は多いのではないでしょうか?

 利回りは投資金額に対して何%のリターンが得られるかを見極める指標の1つで、次の式で求めることができます。

利回り=年間家賃収入÷物件価格(×100)


 計算式からも分かるとおり、ここでは物件の保有に関わるコストを想定していません。

 そのため、この利回りのことを表面利回りと言います。

 では具体例で見ていきたいと思います。

物件A:間取り1Kが4室、月額家賃5万円のアパート、物件価格3千万円

物件B:間取り1Kが8室、月額家賃6万円のアパート、物件価格6千800万円

☆物件Aの表面利回り

(5万円×4室×12か月)÷3千万円×100=8.0%


 表面利回り8%、つまり、1年間で投資した3千万円の8%の収入が得られるということがわかります。

 1年で投資の8%を、2年で16%・・・を回収出来ますから、利回り8%の物件は「100%÷8%=12.5年」、約13年で投資資金を回収できることになります。

☆物件Bの表面利回り

(6万円×8室×12か月)÷6千800万円×100=8.5%


 表面利回り8.5%、投資回収期間=100%÷8.5%=11.7年、約12年となります。

 物件AとBを比較しますと、物件Bの方が「利回りが高い」、つまり収益率が高いことがわかります。

 インターネットで物件を検索すると必ずといって良いほどこの「利回り」が表示されます。

 中には利回り順でソートできたり、3%以上とか10%以上とか一定の条件で検索できるサイトとあります。

 それだけ物件の利回りを気にされている方が多いということでしょう。

不動産賃貸管理のRIEGLE

RIEGLEは、収益物件の管理業務、資産運用に特化したプロパティマネジメントを主な業務としております。まだ前橋市では馴染みのないものですが、空室率の高い地方都市にこそ必要とされる管理手法です。今までの不動産業界の慣例とは異なる手法で、収益不動産の利益最大化を図ることができます。

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