【資産形成においてアパート事業が効果的な理由】
日本では、給与が高ければそれだけ高い税を課されるため、給与収入だけで資産を築くことは容易ではありません。
そうした理由からも、資産形成の一つの方法として、アパート事業に注目する方が増えています。
アパート事業が資産形成上、どのように有効なのかを考えてみると、次のように、少なくとも5つのメリットが挙げられます。
1つ目は、本業が多忙でもアパート事業は兼業することが容易だという点です。
物件を購入するまではさまざまな検討や作業などが必要ですが、購入後の運用となると、大きな手間はかかりません。
事業という側面で見た場合、兼業に向いているビジネスです。
入居者の募集や入退去、リフォーム工事などの業務はありますが、それは、管理会社に任せることができます。
この場合、定期的に電話などで連絡を受け、必要に応じて判断・指示をするだけでいいのです。
2つ目は、「家賃収入」という、将来にわたって安定的な収入を得られる仕組みを構築できる点です。
今後の日本経済を考えると、現在はそれなりに高収入が得られていても、先々が保証されているわけではありません。
収入のある今のうちに、将来の生活の基盤をつくるのは非常に重要なことであり、それを実現できるのがアパート事業なのです。
3つ目は、リスクが限定的であることです。
アパート事業は、家賃収入を主要な収益源とする「インカムゲイン」が得られる投資です。
このため、経済状況に大きく左右される他の投資手法と比較し、きわめて安定した収益が得られるという特徴があります。
4つ目は、借入ができる(他人のお金を利用できる)という点が大きな特徴です。
借入を利用することで少ない自己資金でも大きな投資ができます。
それも、短期間にてその仕組みを構築できます。
5つ目は、アパート経営というマーケットを見たときに、非常に戦いやすい市場であることです。
現在、アパートオーナーと呼ばれる方のほとんど(おそらく90%以上)が前回の分類でいえば第1種族の方々、いわゆる「地主さん」です。
もちろんなかには、きちんと勉強し、研究してアパート事業に取り組んでいる方もいますが、そういう方はきわめて少ないです。
どんな業界でも、他社より少しでも優位に立とうと競い合いますが、それでも業界内で抜きん出るのは並大抵のことではありません。
誤解を恐れずにいえば、賃貸市場、なかでも「アパート経営の業界」は、他業界に比べて圧倒的にその競争が緩いです。
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